というほど、ひどいものでもないのですが。
先日の落車転倒よりはや10日、顔の傷はほとんど治りました。
昨日医者に見せてきましたが、もう処置は不要ということで。
顎、口の下、頬骨の上と、それぞれ挫滅創、裂傷、擦過傷が、真皮に至るまでのひどい有様だったのですが、跡も注意してみないとわからないくらいにはなりそうです。
両手甲の擦り傷も同様に。
なにより、痛みも痒みも瘡蓋もできずに、1週間ちょっとで治ったのはびっくり。
最近の主流の、湿潤療法の効果は恐るべきものがありますな。
最初に行った病院での処置に感謝。
昔は、傷口は消毒してパウダーやガーゼで覆い、滲出してくる液を吸い取ったり乾かしたりするのが主流でしたが、それだと皮膚細胞は傷口の周りからしか再生せず、瘡蓋ができて痒くなったり、跡が残りやすかったりしたわけです。
湿潤療法は、水道水で傷口を良く洗って異物を流し、ほとんど消毒せずに、シート状のドレッシング材で覆って滲出液を傷口に保持するわけですが、成長修復因子を持つ滲出液の効果で、あっという間に傷口全体に皮膚細胞が再生して成長し、傷の治りが早いのだとか。
自分の体で実感しましたよ。
もっとも、もう実感したくないですが。
欠点もあって、傷口を良く洗わないと、化膿したり異物が皮膚内に残ってしまったり、深い傷だと奥に嫌気性菌が増殖しやすかったり、なにより皮膚が一応再生するまでは、滲出液がドクドク出まくって、一見不潔そうに見えるってところでしょうか。
滲出液自体は無色透明でにおいもほとんどないんですが、皮膚常在菌で発酵すると、黄色くなって干物みたいなにおいがしてくるんですよねw
あと、表題の後遺症。
いま痛いのは、右の手のひらの筋肉と、両手首。
整形外科の先生によると、骨も筋も異常ないとのことなので、軟骨の痛みと、筋繊維がいくらか断裂したんだろうとのこと。
これが結構不便でして、例えば炭酸飲料のペットボトルのスクリューキャップが開けられない、尻ポケットから財布をつまみ出せない、箸を動かすときもちょっと痛いという感じで、こちらはあまりよくなっていません。
まぁ、あと1週間くらいで痛みは引いてくるだろうとのことですが、左手はともかく、右手は常時使わざるを得ないので、治りにくい気がしますなー。
今後の安全のために、保護具を用意しないとね。
今回は頭を打たなかったから良かったものの、安全帽は必要ですね。
かぶってみないと頭に合うかどうかわからないから、常時在庫がある店に行って見ないとなぁ。
あとはグローブしてれば、手の甲の傷は無くて済んだはずだから、これも買わないと。
そうそう、ひざも擦り剥いてたんですが、自転車の人が毛をそる理由が良くわかりましたよw痛えwww
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