2009/09/14

新型の脅威

NHKスペシャル「未知の脅威 新型ウイルス 日本はどこまで耐えられるのか」を見ました。

いままで、毒性も死亡率もたいしたことはないと高を括ってた人には、ぜひ見てほしかった。

確かに重症化することはまれで、健康なほとんどの人は発症しても軽症で済むのですが、まれに重症のウィルス性肺炎を併発して、死に至ることがあるとのこと。
鼻粘膜の簡易検査が陰性でも、肺にウィルスが定着して肺炎になることもある。

重症になっても、大きな病院のICUとかで適切に治療できれば助かるけれど、怖いのが感染の急拡大で主要な病院に軽症者が殺到し、重症者に適切な処置が出来なくなること。

実際、8月に感染拡大を経験した沖縄とか、それで病院がパンクしたこともあった。
軽症者は大病院に行かず、かかりつけの病院に向かい、重症者を適切に大病院に搬送できる体制が重要になるんだが・・・その体制が出来ているのは、日本ではたった9県のみ。

医療体制の充実はもちろんだけど、一般市民も感染拡大を抑えるようにしないといけない。一人の患者が周囲に感染させる人数を、2%抑えることができれば、感染拡大のペースを遅らせ、一度に発生する感染者の数を約60万人から30万人へと半分に抑えられる。

そうすれば医療機関に余裕が出来、重症者への対応もしやすくなる道理。

要は、感染したら出歩かない、消毒・マスクを欠かさないとか、ちょっとしたことで、自分も、そして他人も助けることが出来るということなんだけど、さて。

救急車をタクシー代わりするバカとか、モンスター患者とか多い世の中じゃ、期待できないかもなぁ。

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2008/10/05

みなとみらい

アキオー!
パシフィコ横浜だオレ。

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まぁ本番は来週なんですが。

今日は、SAJA主催の、国際航空宇宙展2008に行ってきました。
とあるスジから招待券をいただいたので、せっかくなのでトレーダーパスをもらって入場。
気分は死の商人・・・てゆーか会場入ったらいきなりロッキードがPAC3展示してて吹いた。

まぁ他にも展示は一杯あって面白かったんですが。
屋外で15時まで展示飛行をやってるようだったので、1430くらいに展望デッキに出てみたら、なんかスケジュールが早まったのか、ラストの最新鋭救難飛行艇「US-2」のフライトを残すのみ。

まぁ、見れてよかったです。
フルフラップで、100km/hチョイの速度でゆっくりパスしていったので、いいカメラ持ってる人はいい写真が撮れたんじゃないかな。

近づいてくるのを見て、思わず「うわ、遅え!」と叫んでしまったよw
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てゆーかあれほどの大型機が、超低速でも失速しないってのはすごいねぇ。
フルフラップ、というか翼どこもかしこも開きまくりですな。
境界層制御も、使いまくり?

着水時は70km/hくらいだそうで、STOLにも程がある。
消防性能も実証済みなので、某三原則を緩和したら、ぜひ輸出してほしいものですw

そうそう、日本のステルス実験機も展示してありました。
残念ながら一般入場者は撮影禁止でした。
でもうっかり尾翼とか、別の写真に入ってたりw消しましたがwww

展示内容はこちらのサイトでどうぞ。

来年は有明でやるそうな。規模は東6だけ、ということなので、今回より小規模っぽいですね。

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2005/11/27

隼は舞い降りた

http://www.mainichi-msn.co.jp/science/photojournal/archive/news/2005/11/26/20051126k0000e040060000c.html

なにやらマクリーンやヒギンズのような題名ですが(笑)。
はやぶさ再着陸&採取装置作動おめでとう!
あとは無事帰還とカプセルに岩石が入っているのを祈るだけ。

何がすごいって、500kgそこそこの機体に詰め込まれた冗長性。
米国製の姿勢制御装置が壊れても、大雑把な姿勢制御ジェットを操って、2度まで離着陸してみせた自律制御装置。

何百度かのイトカワ表面に30分いても壊れなかった主要部分。

一度は100キロも離れてしまったイトカワへ再挑戦できた推進剤の余裕。

ホントはぎりぎりだったのかもしれないけど、一つの故障が致命的な結果に終わってたのをずっと見てきたから、すごく新鮮でした。

で、予算127億円・・・話題の欠陥マンション1-2棟分ってとこですかね。
JAXAもよくやります。もうちょっと予算つけてもいいような気がしますがねぇ。

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